「こんぴらさん」の愛称で知られる金刀比羅宮(ことひらぐう)では、5月5日、7月7日、12月末の年に3回、蹴鞠会(しゅうきくかい)会員による蹴鞠が行われます。
1400年の歴史を持つ金刀比羅宮の蹴鞠は、香川県の無形文化財に指定されています。

平安装束を身に纏った鞠足(鞠を蹴る人)は、本殿を拝礼した後に蹴鞠を披露します。
優雅な掛け声とともに、地面に落とさないように鞠を蹴り続けます。蹴鞠は勝負を競うスポーツではなく、天下太平や国家安泰、五穀豊穣など平和を象徴する技。
蹴鞠は、どなたでも自由に見学できます。