槻木御大師は、宮崎県との県境の山中にある御堂で、人吉球磨の日本遺産を構成する文化財のひとつにも選定されています。

また、堂内にある弘法大師像は、人吉球磨地域における弘法大師信仰の広まりを受けて相良氏が願主となり室町時代前期に製作されたもので、県の重要文化財に指定されています。

春祭りは、毎年弘法大師空海が入定された旧暦の3月21日に執り行われ、伝統の太鼓踊りが披露されて多くの観客を魅了します。