香川県三木町にある安養寺は、江戸時代に建立された寺院。安養寺では、毎年5月28日に春市(大市立)が行われています。
この春市の由来は、大正5年に近くの川から出た大蛇が、本堂の床下に入ったこととされています。

遠方からも多くの見物人が集まり、地域の守護神としてお迎えしたところ、五穀豊穣をもたらしたと言われています。この大蛇への供養と感謝の気持ちを込め、農耕具の市が開催されるようになりました。現在でも、毎年5月28日に春市(大市立)が門前で行われ、多くの露店が出店。賑わいを見せています。