広島県尾道市のしまなみ海道生口島ICよろ車で10分ほどの場所にある島「生口島」にある真言宗のお寺「光明坊」は、天平年間(730年頃)、聖武天皇の勅願により、行基菩薩が開基建立したと伝えられています。正式名称は光明三昧院です。

見どころは、境内の後白河皇女如念尼公、鈴虫の墓碑といわれる「五輪石塔」や重要文化財の「十三重石塔婆」、天然記念物で樹齢650年余りの「イブキビャクシン」などです。ここでは、例年3月末の日曜日に「光明坊涅槃会」が開催され、稚児行列の後、本堂に各地からの僧侶が集まりお経を上げお釈迦様を供養します。