佐喜浜八幡宮の秋祭では境内の参道に桟敷が作られ、そこに酒肴を持ち込んで御神幸を送迎します。この後から奉納されるのが「暴れ獅子」と呼ばれる獅子舞と「俄(にわか)」と呼ばれる寸劇です。

「俄」とは今でいうならコントのような劇で地元でもとても人気がありこれを見るためにこの秋祭にやってくるというお客さんも少なくありません。
江戸時代から伝わる即興劇で、県の無形民俗文化財にも指定されています。

「暴れ獅子」は獅子舞の演目の事で迫力満点の獅子舞が見られます。
時々群衆の方へ獅子がドッと押し寄せてきたりすると、見ている大人や子供達から歓声や驚く声が上がります。先に供された酒肴をつまみながら、お祭りを楽しめます。