広島県東広島市の安芸津町で、毎年7月の第2土曜日と日曜日に開催される祇園祭は、安芸津駅前の御旅所から素鵞神社まで練り歩く大名行列で知られており、日曜日には大名行列も行われます。

祇園祭りの始まりについては、いくつかの説がありますが、三津の木原保右衛門が広島藩の命により京都の祇園祭りを真似た行事を三津で始めたことに由来したとされています。祭りにも使われる神輿も木原保右衛門が寄進したものと伝えられており、幾度も修復はしているものの、昔のままの姿が受け継がれています。