昭和村にある気多神社で行われる「渡御祭」は、神霊の宿った御神体を神輿に移し、氏子が地域内を巡行し、五穀豊穣、地域安全を祈願するお祭りです。

正徳6年(1716年)に気多神社に正一位の神位が下賜されたことを祝すとともに、神輿渡御が行われたのが始まりと伝えられています。
その後、明治時代になり中断されていた祭りを、平成22年に小中津川集落の方々の手により復活しました。

神輿巡行のほかにも、神楽舞や盆踊りも行われ、地域の人々で賑わいます。