群馬県富岡市の小桑原には、千手観音の観音堂があります。
これは十一面の千手観音であり、古くから子宝や安産のご利益をいただくことができるとされてきました。
そのため地元の女性を中心に大切に進行されてきたこの観音様。
春に行われる例祭では、多くの人が参詣することでも知られています。

参詣した人々は、竹でできた柄杓を納めてそれぞれの祈願を行います。
小さなこの柄杓は、水が流れるようにすんなりとお産が進むようにとの願いが込められていると言います。