大玉村にある神原田神社では、春と秋の例祭に250年以上の歴史をもつ伝統芸能の十二神楽が奉納されます。十二神楽は出雲流神楽が伝わったもので、榊舞、五人舞、扇舞、天狗舞などの演目があります。

秋の例祭では、神前に新米や収穫を迎えた野菜などが供えられます。神官が祝詞を奏上して神事を終えると、十二神楽の奉納になります。古式の則った装束に身を包んだ囃子方の雅楽に乗せて、社殿で神楽が典雅に行われます。境内は神楽を見るために多くの人たちが訪れます。