会津赤枝彼岸獅子は、磐梯町指定無形民俗文化財に指定されている民族芸能で、彼岸の時期に踊ることから、彼岸獅子と呼ばれています。
春彼岸に3匹の獅子に扮した若者が、五穀豊穣を祈って各家の前で踊ります。

赤枝の獅子舞は、最も所作が華やかで芸能化が進んでおり、荒々しさと野趣に溢れる舞が特徴的です。数百年にわたりこの赤枝獅子を伝承するのは長男のみと決められており、次男以下は参与できません。この鉄則は現在も固く守られており、伝統芸能を愛する心と情熱で現在まで支えられてきた歴史ある獅子舞です。

2019年は3月18日に会津若松市大野地区、19日に磐梯町大寺地区、21日に磐梯町赤枝地区と道の駅磐梯にて獅子舞が披露されます。