一年の作柄を占う神事「舟引き祭り」と、この地区に伝承される「巫女舞」はどちらも福島県の重要無形民俗文化財に指定されています。

「舟引き祭り」は、飯舟(いいふね)と呼ばれる木舟に米俵を3俵重ね、舟の両端に2本の綱をつけ、氏子が東西に分かれて引き合います。
3回勝負で、東が勝てば「豊作」、西が勝てば「米の値段が上がる」とされています。
「巫女舞」は、小中学生の女児が舞手を、大人が太鼓、小太鼓、つづみ、笛を受け持ちます。
3つの舞で構成され、最初は「榊の舞」、続いて「弓の舞」「太刀舞」が奉納されます。