牛窓神社(八幡宮)の秋祭りは、毎年10月第四土曜に牛窓地区で行われます。
だんじり(山車)や神輿が町を巡り、唐子踊・太刀踊が奉納されます。

奉納される唐子踊と太刀踊は朝鮮風の衣装に唐人笠、独特な化粧をして踊ります。
牛窓町は江戸時代は外交の窓口だったため、立ち寄っていた朝鮮通信使の影響を受けているようです。
同じく朝鮮の文化が伝わっている三重県と比べると、牛窓の特徴は子供が踊る点や曳き手男性の女装、神輿がフェリーで島へ渡る点が魅力です。

また、だんじりの屋形部分に施された芸術的な彫刻も必見です。
観光客向けにコンビニ駐車場でのお披露目があるので、5台のだんじり全てを見ることができます。