毎年9月9日に開催されている、福島県喜多方市に鎮座している三嶋神社の祭礼で奉納されている伝統芸能です。

神楽は、「ご神前の舞」から始まり、「左右の舞」「御幣の舞」「御玉の舞」「御鏡の舞」「御榊の舞」と続き、「岩戸の舞」 で盛り上がりを見せ、「巫子の舞」「ぬ鉾の舞」「稲荷の舞」「釣漁の舞」と進み、最後に「剣霊の舞」で結ぶ12の演目で構成されています。

1621年に、同社の宮司が京都吉田神社の卜部家から習得したものと伝えられている出雲流神楽で、福島県重要無形民族文化財に指定されています。