駒ヶ岳神社は御岳神社などと並んで山岳信仰として、古くから厚い信仰を集めてきました。駒ヶ岳神社の例祭で奉納される太々神楽も、元は登下山や信者の祈願奉納の祈祷として行われていたものです。

毎年5月3日、五穀豊穣を祈って13座の神楽が奉納されます。三剣舞・四神五返拝(ししんごへんぱい)などは、舞台いっぱいを使って繰り広げられるため大変迫力があります。

この太々神楽は、東小川の氏子の定められた農家の長男に申し送るという珍しい一子相伝形式で伝えられています。