幕末の動乱の時代、公武合体の為に14代将軍徳川家茂に降嫁した皇女和宮は有名です。その和宮は、中山道を通って京都から江戸へ下りました。総勢8万人とも言われる、かつてない豪華な大行列でした。長野県内では、藪原宿や奈良井宿などを通過しています。

その皇女和宮の輿入れ行列を再現するのが、「皇女和宮御下向行列」です。開催場所はその年によっても違いますが、2019年は宿場町「奈良井宿」と漆工町「木曽平沢」で開催されます。華やかな時代衣装をまとった62名の行列が練り歩きます。