猿賀神社で、旧暦1月7日に行われる七日堂大祭は、1613年からつづけられている神事です。

この神事は岩木山神社、鬼神社と共に津軽の七日堂祭といわれています。

祭り当日は柳からみ神事と、ごまの餅まき神事が猿賀神社境内と拝殿で執り行われます。

柳からみ神事は、2009年国の選択無形民俗文化財に指定されいます。

宮司が登場され、お祓いの後、3メートルの柳の枝を13回板に打ち付けます。この柳の枝にはお札が付けられ、打ち付ける板には白い布が敷かれています。

打ち付けた時の枝の折れ方や感触で、今年の米の作柄や天候の具合、豊作になるかなどを占います。

またごまの餅まき神事は、氏子が育てた米から作ったごま入り餅を、拝殿前のやぐらから撒きます。

参拝客は、柳からみ神事で、こぼれた枝や撒かれた餅を持ち帰りお守りとして保管します。