百手の神事(ももてのしんじ)は、鳥取市にある姫路神社で奈良時代から行われている神事。鳥取県の無形民族文化財に指定されています。元々は各地で疫病を鎮めるために始まり、無病息災・悪疫退散・五穀豊穣を祈願して行ったとされています。

邪気祓いの天狗と神楽獅子を先頭に、氏子や神の代理となった神官が境内を練り歩きます。その後、翁の面をかぶった神官が一年を表す12本の矢を射て、的への当たり具合で1年の吉凶を占います。