「沼田西のエヒメアヤメ自生南限地帯」は広島県で最初に発見され、昭和10年に国の天然記念物に指定されました。

エヒメアヤメとは、4月中旬~下旬に咲く15㎝~25㎝ほどのアヤメ科の多年草で、紫色の美しい花です。沼田西のエヒメアヤメの保存は、地元の沼田町西エヒメアヤメ保存会と市教育委員会が協力して、毎年自生地の下刈りなどを行なっています。このエヒメアヤメは、地元小学校の観察学習を行なっており、教材としても活用されています。