一白水星、二黒木星など、人間は一人ひとり生まれ星をもっています。それが九曜星といわれるものです。星祭はその年の吉凶に合わせて、悪い星にあたる人は災いが身にふりかからないように御祈祷をしてもらい、よい星の人は一層よくなるようにお祈りしてもらう真言宗独特の祭りです。

星祭のご祈祷は元旦から受付をしていて、期間中は大勢の人がご祈祷に訪れます。また、星祭の祭壇には「百味の御菓」が供えられます。その豪華さは見事で、ほかに例をみない祭事となっています。