鉄砲を使った演武の初撃ちは、新年の景気をよくする意味でも重要な位置づけのイベントで、岩国市では岩国藩鉄砲隊を編成して初放しを毎年やっています。
このイベントで使われる鉄砲は昭和60年代に町の有志の手によって作られた、再現度の高いレプリカです。

しかし材料等細かい部分は可能な限り元の鉄砲を再現しているので、重火器の好きな歴史マニアから高く評価されています。
特に弾き金と火ぶたに使われている金属部分はユーズド加工もされているので、発砲時の動きにも重厚感が増しています。