燃え盛る炎の力を借りて無病息災を願うのは、炎が先を照らしたり物の動力になったりするからです。
地域によって意味は若干異なりますが、錦帯橋周辺地域では縁起物を燃やす事でそれに溜め込んだ厄等を燃やして無病息災を願うという意味になります。

特に正月物の飾りを燃やすと効果が高いとされ、地域住民は皆竹縄等の正月飾りを持ち寄って炎の中に投げ入れます。
また火種になるやぐらの構築方法にも地域毎に特徴があり、錦帯橋どんと祭りでは三角錐のような形に竹のやぐらを立てる方式が定着しています。