遠い昔南北朝時代、度重なる戦から逃れ九州にまでたどり着いていた足利尊氏。
後についに初代天皇後醍醐天皇を討とうと京をめざし、軍を率います。
それに反し、天皇を守ろうと立ち上がったのが、山口県防府市の役人たち、兵をあげ尊氏に立ち向かいますが奇しくも全滅に終わります。

かつて激しい戦が繰り広げられた敷山城では、毎年8月2日に全滅した忠死者の霊を慰めるべく、「慰霊祭」が厳かな雰囲気の中、執り行われます。