雪中花水祝(せっちゅうはなみずいわい)は、魚沼でも一番寒いと言われる2月の夜に行われる奇祭です。

猿田彦、天鈿女命、山伏、神官、巫女、婿、裃を着た雑色が、まめ、餅、枡酒などを見物人に配りながら町内をねり歩きます。
前年に結婚した新婿に頭から神水(冷水)を浴びせ、子宝・子供の成長・夫婦和合を願います。

江戸時代に書かれた「北越雪譜」にも紹介されたこの奇祭は、明治6年に一度途絶えましたが、昭和63年に復活して現在まで受け継がれています。

会場では、八幡宮のお使いの鳩を型どった鳩飾りが売られたり、はと市・うまいもの市・物産市・よさこい演舞・和太鼓演奏なども行われ、大変にぎわうお祭りです。