3日間に渡って行われる常陸国総社宮の例祭の1日目にあたる神幸祭は、神様の分身(御分霊)が大神輿に遷され、年番町の仮殿へとお出ましになる日です。

大神輿とそれに掛ける御綱や鈴、鳳凰など一連の装飾品を渡御に先駆けて御祓いする御綱祭から始まります。

総社宮拝殿に各町の氏子代表が参集して、発輿祭を行います。花火を合図に大神輿が出御。氏子会町以下、全町の幌獅子まで合わせて約2000人を超える供奉行列とともに、街中を練り歩きます。

大神輿は、台輪寸法は約120センチ、重さは約1トンを超える重厚なものです。