毎年秋に行われる杵築の「観月祭」。
中秋の名月と言われる美しい満月と、竹明かりの柔らかな光の共演が見事な地元の秋の風物詩です。

かつてより茶の湯の文化が強く根付くここ杵築では、夜に開かれるお茶会の際に客人の足元を照らすためにこの竹明かりの文化が始まりました。
そうして始まった文化は今もしっかりと引き継がれており、一部現代風に姿を変えて行われています。

竹を合わせて形作り、光のオブジェを作り上げたり、この地域の古き良き街並みをぼんやりと照らす竹明かりを見ることのできる貴重な機会。
ぜひこの機会に1度、足を運んでみてくださいね。