毎年8月10日に安昌寺で行われる観音祭り「九万九千日祭礼」、別名「十日の華」は観音信仰上のお祭りで、この日に観音様にお参りすると九万九千日分の御利益を賜るといわれています。

参道には、地元「岩作あんどんの会」が趣向を凝らした「あんどん」が飾られ、やさしい光が灯ります。参道を進むと、長久手合戦で亡くなった数千人の死者を敵味方なく供養したといわれる首塚があります。

夕暮れになると、大太鼓の響きと共に安昌寺の境内にて盆踊りが始まり、多くの参拝者が夏の夜を楽しんでいました。