毎年2月中旬に行われる儀式「鎮疫祭」。
またの名を「御心経会」と呼ばれる儀式であり、その名の通り疾病を祓い清めることで健康を祈願するために行われるものです。

2月12日に灯された神火は、15日の祭りの最後まで燃え続けます。この火は大変神聖なものであり、これによって焼かれた餅を食べることで今年1年の無病息災が叶うと信じられているのです。

また、神事の際に投げかけられる御幣を玄関に祀ることでも疾病が祓えると言われており、参拝者はこれを奪い合い、争います。