鯉の体に色や斑紋があって、観賞用に飼育されたのが錦鯉です。新潟県小千谷市はその錦鯉の発祥の地です。市内には錦鯉の生産者がたくさんいます。そこで育てられた錦鯉の美しさを競うのが品評会です。会場には素晴らしい錦鯉が運び込まれます。

錦鯉は春から秋にかけては土の池で育てます。そのため、産地では澄んだ水の中を泳ぐ錦鯉をみることはなかなかできません。しかし、この品評会には秀逸な錦鯉が集まるため、当日はその姿を見ようと大勢の愛好家がやってきます。