鷲子山上神社は茨城県と栃木県の県境が神社の中にあるという全国的にも珍しい神社です。県境は大鳥居の中央と奥の本殿の中央を通っていて、茨城県と栃木県の両県の文化財に指定されています。祇園祭は鷲子山上神社の夏の例大祭で、茨城県側の氏子によって4年に一度行われます。

ぶんぬき屋台と呼ばれる6つの山車が鷲子地区を練り歩く、神輿渡御が行われます。鷲の彫刻を施した豪華な山車が祇園囃子に合わせて、夕暮れ時、提灯の灯を揺らめかせながら山あいの道を進んでいく様子は圧巻です。