数方庭祭は、山口県下関の忌宮神社のお祭りです。
忌宮神社は、古代の時代、仲哀天皇が7年間治めた豊浦宮という皇居でした。
その豊浦宮が現在の朝鮮である新羅に攻め入られた祭、仲哀天皇自ら弓矢を射て敵を倒し、それを見た敵が退散したことを歓喜矛をかざし旗を振って踊りまわったのが、数方庭祭の始まりとされています。

現在では無病息災を願う祭として、県無形民俗文化財に指定されており、祭の期間は境内が人々の熱気で包まれます。