「梅酒盛神事(馬まつり)」は、神社がこの地に鎮座した時の姿を現した神事で、十歳前後の男児に装束を着せ、その少年を神代として行う、300年以上続く五穀豊穣を願う祭りです。

神代が神職とともに馬に乗り、巫女などを引き連れて参道を行列すると、氏子中より献じられた十数頭の飾馬が土煙を舞い上げて参道を駆け抜けます。
観客の間近を馬が走る姿が大変迫力があり、「馬まつり」の名にふさわしいお祭りです。

駆け馬が終了すると、馬に引かれた子ども達の「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声が町に響き、祭りの終わりを告げます。