奥澤神社の祭礼は1日目宵宮祭と2日目本宮祭の2日間行われます。

1日目の昼頃に宵宮で行われる大蛇のお練り行事という珍しい行事で、藁で作られた大蛇が町内会を練り歩きます。
大蛇は鳥居に巻きついております。
こちら、何故大蛇かというと江戸時代に疫病が流行、多くの村人が病に倒れた際、この村の名主の夢に「藁で作った大蛇を村人が担ぎ村内を巡行させるとよい」とお告げがあったことが始まりとされております。
江戸時代のことがこの時代まで残っている貴重な文化です。

1日目の夕方と2日目は神輿が奥沢中を巡行します。
2日目の15時頃に6基の大人神輿が本宮に集まり、連合渡御します。
神輿の中でも「大蛇神輿」は一見の価値があります。

また、神社の境内では両日共に露店が出店しており、1日目は周辺商店会が縁日などのイベントも行っています。