江戸時代に、田中城の鬼門を守る青山八幡宮の大祭に、藤枝宿の屋台が行列に付き従ったのが始まりの、3年に1度開催される大祭です。

ほとんどの屋台が長唄・三味線・囃子方というフルメンバーによる演奏で、地踊りを披露します。質・量ともに日本一を誇る長唄・地踊りです。

祭りでの「地踊り」は日本舞踊を地面で踊ることから由来しています。藤枝の地踊りは長唄に合わせて踊るので、全国的にも珍しく、一見の価値があります。

また、藤枝市民会館で開催する前夜祭は、約80人の師匠による長唄を演奏します。