北総三大祇園祭の一つでもある、八坂神社例大祭祇園祭は毎年およそ5万人もの参拝客が訪れる守谷市の一大イベントです。夏を前に、夏に流行る疫病を払ってしまおうと夏の始まりに開かれると言われています。当日は守谷市の無形文化財に指定されている神楽の奉納や神輿も繰り出します。

クライマックスともいうべき神輿渡御は、年に一度大神が氏子の元に現れて願い事を聞き入れるというもので、神輿を担ぐ人たちは穢れのないように白い衣装に麻を巻いたいでたちとなります。また、この祭りは別名、幟祭ともいわれ、数多くの幟が立つのも特徴です。