懐山のおくないは、毎年1月3日に行われる民俗芸能で、その年の安全、五穀豊穣、子孫繁栄などを祈る舞が上演されます。

笛・太鼓・鈴・銅拍子の音に乗って、「神の舞」、「剣の舞」、「獅子の舞」など22演目の舞を行います。特徴は「もどき」と農作業に関するものが多いことです。独特の演目も多く見られ、豊作を祈願する演目「たうえ」では、観客も唄に合わせて声をあげ、堂の内を行ったり来たりします。

国指定重要無形民族文化財です。