兵庫県にある妙覚寺では毎年1月4日に「妙覚寺 ワラワラ」が行われます。これは、五穀豊穣を祈願するもので、読経中の鉦を合図に本堂の縁側をフジ蔓で叩き、蔓の先が稲穂のようにバラバラになればなるほど作物がよくできるといわれています。

また、本道の縁側をフジ蔓を叩く音は雷の音とされ降雨を祈るとともに、悪霊を追い払うともいわれています。この「妙覚寺 ワラワラ」は西脇市指定文化財にも登録されており、貴重なものとされています。