大曲の綱引きは江戸時代から続く伝統行事で、大曲に諏訪神社を運んでくる折に大綱で引っ張ったことに起源を持つと伝わります。

夕方から「綱御幸」という市内巡行をしながら、途中途中で「財振り棒」と呼ばれる長さ約4メートルの杉丸太を回す行事があります。この財振り棒回しはかなりの激しさで、見るものに感動を与えてくれます。

そして21時を過ぎると、上大町交差点を境に上丁・下丁に分かれて綱引きを行います。上丁が勝つと米価が上がり、下丁が勝つと豆の値段が上がると言われています。