「石動(いするぎ)曳山祭」は、旧北陸街道の要衝地として栄えた石動で毎年4月29日に行われる小矢部市を代表するお祭りです。

その歴史は江戸時代中期から続き、桃山時代の美術工芸の粋を集めた11台の絢爛豪華な花山車がお囃子にのって町を練り歩きます。29日の午後に御旅屋(小矢部商工会館)で行われる曳山出発式には11台の曳山が勢ぞろい、その居並ぶ姿は壮観です。

午後からは町を練り歩き、掛け声、囃子、車のきしむ音で満たされ、多くの見物客で賑わいます。
夕方には提灯に明かりが灯り、昼間とはまた一味違う花山車に変身します。