毎年、海の日の直前の土曜日と日曜日に開催される伝統的なお祭りです。
普段は静かな能登町も、毎年この2日間は地元の小学生からお年寄りまで大勢の人たちが活気に溢れ、お祭りに参加するそうです。
各町内からキリコと呼ばれる8基もの巨大なお神輿を運び、街中を巡行します。
キリコとは堤灯・短冊・花飾り(吹流し)で飾られたお神輿で、元々は神輿に乗った神様を先導するための灯りとして作られました。
神輿に乗せた神様に、豊漁祈願や地域の安泰を祈願していたのか、縁起の良い語句と共に美人画が描かれています。
笛や太鼓の音と共に全員で合図を送り合い、1トン以上もの重さのあるキリコを肩で担ぎ街中を巡回する光景は正に圧巻です。