西暦685年、斉明天皇期の阿部比羅夫東征の際、その配下の一軍が八竜町の明神裏手に上陸しました。言い伝えによれば、この地の民の人心安定に用いられ、船頭藤原某により「泉八日ささら」が伝えられたとされています。

泉八日のささらは森岳温泉の開発により、近年急速に地元郷土芸能として注目を浴びるようになりました。現在は毎年8月14日、神社境内にて開催されています。

獅子頭を頭につけ腰には小太鼓を抱えて、それを叩きながら激しく跳躍を繰り返す踊りは壮観で、その迫力に多くの観客が酔いしれていました。