明石市の夏の風物詩、「おしゃたか舟神事」。
この地域の海での無事を祈る、大変大切な儀式の1つです。

かつて西暦は143年のこと、淡路島より遷座された御祭神。
それより続く地域最古の祭りです。

「神様、おいでになったか」という意味である、おしゃたかという言葉。
これを唱えながらおしゃたか舟は茅の輪をくぐり、お清めがなされます。
その後松江海岸にて、計7隻の漁船がそれぞれ氏子や神職を乗せ、儀式を執り行います。
中でも宮司が宝剣を海の中へと沈め、献上する瞬間はみな息をのんで見守ります。

夜には出店も立ち並び、子どもから大人までが参加する、地域に即した催しとなっています。