1598年に62歳で亡くなった豊臣秀吉公の命日の8月18日に豊國神社で「太閣祭」がおこなわれます。秀吉公の御霊を慰め、遺訓を称えるお祭りで、巫女による御神楽が奉納されます。

豊國神社は石山合戦にて石山本願寺の宗徒が十一年にもわたり、織田信長の猛攻に対抗し続けた場所にあり、和陸を結ぶに至ったほど要害堅固な土地であったことから、秀吉公は天下を平定し居城を築くにあたってこの地を選んだという御祭神である豊臣秀吉公・豊臣秀頼公・豊臣秀長卿と最も縁が深く奉祀するのに最適な神域とされています。
太閣祭は一般参加も可能な、豊國神社で最も大切なお祭りです。