奈良時代の710年に元明天皇の勅命で創建されたと伝えられる「玉田神社」は、この地で育ち宮中へ献上された馬が宮中の火災を知らせ、身をていして大火を鎮めた逸話にちなみ、火難除けの神社として知られています。

秋祭りは、神幸祭から始めり、本祭りである「還幸祭」までの5日間執り行われ、宮座の行列に宮総代、宮世話などが加わって列を整え、参道を練り歩きます。その姿は、まさに華麗な絵巻であり、5日間の終幕に相応しい光景です。