約1400年前に聖徳太子が建立した四天王寺は、日本で最初の官寺(律令制の時代に、国の費用で建てられた寺)。日本最古の建築様式の一つ「四天王寺式伽藍配置」でも有名です。度重なる戦禍や災害で多くの建物を焼失していますが、現在の建物は創建当時の様式を忠実に再現しています。

毎年4月22日に開催される聖霊会雅楽大法要は、聖徳太子の命日にちなんで行われます。四天王寺の年間行事の中でも、最も重要で大規模な雅楽法要。法要と雅楽が一体化した、歴史のある大法要です。国の重要無形民俗文化財にも指定。
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