全国の伝統花火のなかでも珍しい、国の選択無形民俗文化財の選定を受けている篠田の花火。江戸時代に始まったとされるこの祭は、毎年5月4日の夜に行われます。

全国から奉納される打ち上げ花火も素晴らしいですが、やはり見どころは日本古式の仕掛け花火である「和火仕掛け」でしょう。
硫黄・硝石・桐灰などを調合した和火薬を、高さ約10メートル、幅約20メートルの大きな立て板に塗り、絵柄を映しだすというもの。

打ち上げ花火だけでなく、日本の伝統的な花火を楽しめる歴史ある祭です。