大般若経600巻を6人の僧侶が100巻ずつ転読し、人々の願い事を祈願します。
特に、2019年の法要では5月の新天皇即位に際し、新たな御代の安寧と繁栄が祈願されます。
また、厳しい寒さの中参拝していただいた方に向けて、本堂の外では名物の「厄除けかぶら汁」がふるまわれるなど、暖かなもてなしも評判です。

金剛輪寺は、奈良時代の中頃(741年)に聖武天皇の勅願で行基菩薩によって開山された寺です。
三重塔と二天門は国指定重要文化財で、本坊明壽院の庭園は近江随一ともいわれ、国の名勝に指定されています。