春日神社大祭は、大間町奥戸地区に伝わるお祭りです。毎年8月16日から18日にかけて開催されます。

同じ大間町の稲荷神社例大祭とはまたちがった祭囃子が奏でられ、神楽とともに弁天山・布袋山・春日山の三台の山車が地区内を練り歩きます。
稲荷神社例大祭と同じく、男性の装束は袴となっており、一般的な祭礼とは違った趣が感じられます。

奥戸地区の山車の歴史は古く、約150年前には運行していた稲荷神社例大祭の山車よりも早く奥戸の山車が運行されていたといわれています。
山車につけられる囃子の拍子なども下北地方内では特異なものになっており、また山車を迎える作法なども古風な所作を残しており、貴重な祭礼といえます。