平安時代に創建したと伝えられる山梨県韮崎市の若宮八幡宮は、かつては甲州街道の宿駅であり、物流取引の中心の街としてにぎわっていました。参勤交代による諸大名の通行もあり、この地方の政治・経済・文化を担う街としても親しまれてきました。1500年代に暴風雨による山崩れがあり、社殿が崩壊したためその後現在地に再建され、以後は韮崎の氏神として地元の人々に慕われています。

毎年1月1日は歳旦祭(初詣)が行われますので、是非この歴史を感じる神社へお参りしてみてはいかがでしょうか。樹齢300年を超える「若宮八幡宮鶴亀の松」と市指定文化財の「若宮八幡宮棟札」も忘れずにご覧ください。