山梨県韮崎市の若宮八幡宮は平安時代に創建されたと伝えられ、その昔は甲州街道の宿駅で物流取引の中継地点としてにぎわっていました。1500年代に暴風雨による山崩れがあり、社殿が崩壊したためその後現在地に再建され韮崎の氏神として地元の人々に慕われています。
毎年7月30日、31日の二日間にわたって開催される例大祭では、無病息災を祈る夏越の祓「茅の輪くぐり」の神事が執り行われます。地元の人々にとっては町がにぎわう夏まつりでもあり、子供神輿や山車、数百軒が立ち並ぶ露店、夜神楽、奉納舞踊など熱気の溢れる二日間となります。
真夏のお出かけにぜひいかがでしょうか。