鈴之御前社は「鈴の宮」という名で親しまれ、毎年7月末に行われる例祭は「茅の輪くぐり」という神事です。

かつては東海道を往来する旅人が熱田の宮へお参りをする前に身を清め、お祓いをする場所として親しまれいました。

この「茅の輪くぐり」は夏越の祓とも言われ、境内に設けられた約2mの高さのある茅の輪を祓芦を持ちながら8の字にくぐってお参り邪気を祓います。
江戸時代中期から続く例祭で、地元の参拝者でにぎわっています。

鈴之御前社の鳥居には茅の輪くぐりの作法が貼りだしてあるので、初心者でも安心して例祭を楽しむことができます。